魂の旅は橿原にて終了。
緊張感から放たれ、これからは楽しい観光の時間です。
お昼には関空へ向けて出発なので、東大寺は諦めて、春日大社へ行くことにしました。
駅からバスに乗り、降りた所にさっそく鹿。
可愛い子発見。
人に慣れているので全く逃げない。
宮島の鹿も全く逃げなかったけれど、ここまで近づいてくる事もなく、一定の距離感を保っていた記憶があります。
8時半ごろ到着したのですが、まだ人はまばらでした。
お馴染みのたくさんの灯篭
鹿島からタケミカズチが白い鹿に乗ってやってきた
というのが、春日大社の始まりのようです。
木の根もこのように灯篭に巻き付いているものがたくさんありました。
前知識はあまり入れずに行きましたが、龍だらけ。
新しい龍も多かったので、最近たくさん目覚めたのかもしれません。
楼門
こちらは幣殿。
今回は、毎日朝9時から行われている、朝拝に参加するのが一番の目的です。
とても楽しみにしていたのです。
30分程、神職と共に祝詞を唱えお参りし、その後は境内の各神社などを神職と共にお参りしていきます。
各神社の面白い説明があり、神職と共にお参り出来るというのもまた面白い企画でした。
約1時間程で終了。
しかも無料ですので、おすすめです。
最後にお神酒を頂きました。
今回境内を案内して頂いた神職。
東京出身のお話好き(←いらん情報)
境内では結婚式が執り行われており、参拝客と共に祝福させて頂きました。
その後は、水谷九社巡りへ。
受付し1500円を納め、祈願を木札に記入しめぐって行きます。
こちらは龍たちに導かれるまま…という形で参拝。
龍王社が昨年復活したとのことで、若い龍が多いのもその影響かもしれません。
参拝後に特別なお守りを授かることが出来ます。
そしてお初の御朱印。
こちらもセットです。
御朱印を集めるという事はしたことが無いので、こちらの保管をどうしようかと…。
帰りに宝船図を授かってきました。
古来、春日大社に伝来する招福の霊験豊かな縁起物だそうです。
ご神体の御霊が御宿りしている絵図ですので、粗末には扱えません。
宝船は一般的には、七福神が描かれている事が多いのですが、春日大社の宝船には宝がたくさん描かれているのが特徴です。
これで、魂の宝が手に入るかも。
あっという間に楽しい時間は終わり。
春日大社はたくさんのお社があり、全てを回る事が出来ませんでした。
またバスに揺られて、奈良駅へ戻り関空へ。
関空は昨年の9月の台風以来です。
空港が近づくにつれ、屋根をブルーシートで覆っている家が目に付くようになりました。
あれから半年ですが、まだ修繕されていない家もあるようでした。
1月の月食満月に急に「奈良」というキーワードが沸き起こり、その数時間後には、飛行機も宿も全てが整っていました。
2泊3日の旅ではありましたが、とてもたくさんの物を授かりました。
平成最後の満月は、伊勢にて迎えます。
終わりは始まり。
平成から令和へ。