こちらの続きです。
13日は4時半に起きて、6時の御護摩に参列するためにまだ日が昇らない道をテクテクと歩いていました。
北海道よりは暖かいものの、やはり冷えています。
暗い中参道を歩くこと20分。
大本堂に到着。
5時50分程に到着すると…
うん?
何だか法被を着た方々が並んでいる。
すると、大本堂からTVカメラを持った方々がたくさん出てきました。
うん?
毎朝のお掃除??
しばらくすると、大本堂でのすす払いをしたまま、6時の鐘が鳴り響きます。
え?御護摩は??
大本堂じゃないのか??
近くを歩いている女性に御護摩は何処で行うのか聞いてみると…
「今日は特別な日なので、朝の御護摩は無いんですよ。お師匠さんが先に一人で行って終わってます」と。
え?
特別な日って??
という事で、何も知らずに出向くと、12月13日は毎年恒例のすす払いの日でした。
せっかく朝早く出向いたので、そのまま散策。
ここで、成田山って山だった!!という事に気付くのです。
徐々に日が昇り、やっと写真が綺麗に撮れるように。
可愛い龍がツインで。
不動明王
その後散策を続け、成田山公園へ。
東京ドーム3.5個分の敷地があるそうです。
竜樹という池に近づくと、突然スマホの電源が落ちる。
その後、付いたり消えたりを繰り返し、敷地を出るまでそれは続いた。
散策を終えて、大本堂に向かっていると後ろ向きのお社を発見。
うん?
お寺に神社??
さっそく向かう事に。
地元の方にとても大切にされているのだろうと一目見てわかりました。
その後、朝ご飯を食べて一旦ホテルに戻り、再び大本堂へ。
すす払い後初の御護摩に参列するためです。
大太鼓の音がバンバンと大本堂に鳴り響くと、それが不動明王の足音の聞こえてきました。
ご祈祷が終わり、最後にみんなでご真言を唱えるのですが、音を出すと喉がビリビリ痛くなりました。
と、同時に「あっ私このご真言を血が出るまで唱えたことがある」と記憶が出てきました。
時間にして20分程ですが、生まれ変わった感覚で大本堂を後にしました。
全ては必然のタイミングなんだなと。
理解していたつもりでしたが、改めて受け取りました。
続く。