こちらの続きです。
大神神社前からバスに乗り桜井駅へ。
そこからJRに乗り換え。
当初は全く予定していなかった場所へ向かう。
前日に奈良市内のパンフレットをもらってきて、ホテルで見ていました。
二人とも『気になるね』と一致したのがこちらの場所。
当初は雨で三輪山登拝が出来なかったら行こう!という事でしたが、時間的に行けそうだと。
今思えば…呼ばれていて、次の旅に繋がっていたと気付いたのは、帰りの空港でした。
三輪から向かった先は香具山。
万葉集では天香具山と記されています。
『神が天降る山』という事で天香久山。
大和三山の一つで古代より神聖な山として信仰の対象であったようです。
という事で…
駅から歩いて向かいます。
早朝から歩き続けている事もあり、三輪山登拝後という事もあり。
足が重くて進まない。
でも道は徐々に登っていって、香具山の麓に到着。
そこから山登り。
三輪山よりも登山道は狭く、人一人通れる幅。
山自体は低いので、ちょっと登ると山頂に到着。
山頂には国常立神社
山頂からの景色です。
中央右よりに見える三角形の山は畝傍山。
中腹には伊弉冉神社、伊弉諾神社
そして麓には天岩戸神社
見た瞬間「かぐや姫だ」と。
香具山はかぐや姫の語源とされている事もあり、ご縁はありそう。
裏には磐座。
この竹は毎年7本枯れて、7本新たに生えてくるそうです。
不思議ですね。
こちらは素晴らしい御神域。
そして、住宅街を抜けて再度山へ登ると
天香山神社
大嘗祭の時に重要な役割をする神様が祀られております。
天香具山の土は「国御魂」と呼ばれ、国の魂が宿る場所として非常にパワーの強い山のようです。
そして神武天皇の東征神話の重要な祭祀と関係が深い場所でもあるようです。
こちらは明治天皇遙拝所。
明治天皇は直接こちらの神様へ参拝するのは恐れ多いと、こちらから参拝されていたそうです。
それだけ凄い神様という事なのでしょう。
こちらは耳成山
そしてこちらは畝傍山。
なんだか不思議な雲が…。
大和三山の結界の中を歩いて駅まで向かいます。
本日最後の地へ。
つづく。