SOLARIS ~生命の花~

北海道千歳市 産魂・恩頼・神様旅の記録

10年

平成最後の旅が終わり、やっと答えにたどり着きました。
何のために産まれ、何のために生きているのか?

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【一度でいいからお目にかかりたい】
そう思ったのは、10年前。
TVで御即位20周年式典での天皇皇后両陛下の映像が映った。
その瞬間、理由もなく涙がポロポロと流れた。
魂が震える瞬間でもあった。
この時、私の中の何かのスイッチがONになったのかもしれない。

昨年は2度も御来道下さり、お目にかかる機会はあった。
でも何故か足が進まなかった。

昨年の12月、平成最後に伊勢に行くと決めた事で、全てが動き出した。
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18日。
新千歳を5分遅れで離陸。
乗り継ぎの時間考えると、伊勢に到着するのは15時を過ぎる予定だった。
そこから移動するにしても、交通規制等がありどこまで行けるだろう?という疑問もあった。

お目にかかれないかもしれない。
いやいや、そんなわけがない。

いつもなら、そのどちらかを思考し、判断していた。

でも今回はそのどちらも思考せず、無になっていた。
まさしく、宇宙意識、ゼロ。

結果、定刻より15分早く着陸。
乗り換えもスムーズに進み、14時過ぎには伊勢市駅に到着した。

その後すぐに内宮へバスで移動。
直感で、手前の神宮会館前で降りる事に。

既にお見送りの為に、歩道ではたくさんの方が待っていた。
内宮から順に並び始めたようで、神宮会館前では最前列にて待機出来た。
伊勢の地に三種の神器が揃い、天皇陛下による儀式が行われていた事もあり、エネルギーが高くクラクラする。

可愛い子犬に癒され、愛知県警の警察官の話を聞きながら、穏やかな時が流れていたが、いよいよお通りになる時間が近づくと、辺りは緊張感に包まれる。

お通りになるのは、時間にしてほんの2,3秒あるかないか。

でもほんのわずかな時間でも、全ての穢れが払われ、全てが満たされ、感謝感激。
涙が溢れた。

本当に凄いの一言。

天皇皇后両陛下の後に続き、勾玉を乗せた車、剣を乗せた車が目の前を通り過ぎていく。

これは夢なのではないだろうか?
そんな感覚になった。
全ての現実は幻想である。
まさしく、そんな感じ。
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物事にはタイミングがある。
お目にかかりたいと思ったら、いつかそうなる。
私は10年かかったけれど、今このタイミングでお目にかかれて良かったと思っている。

平成最後の旅は、天皇皇后両陛下にお目にかかるという素晴らしい機会に恵まれてスタートしました。

その後はバスにて、二見興玉神社へ。
続く。

 

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