こちらの続きです。
翌朝は5時に起床し、外宮へ向かいました。
目的は、日別朝夕大御饌祭
www.isejingu.or.jp1500年間欠かさず行われている御神事のエネルギーに触れたいと思っていたからです。
明るく写っていますが、日の出前。
伊勢市駅前から外宮へ向かう参道。
参道では、提灯に明かりが灯っていました。
第一鳥居。
この鳥居をくぐる時に、一瞬怖れが出た。
暗闇の参道に入る、それはこれから自分が選択した新たな道へのいざないでもあった。
そこに一瞬躊躇する自分が居た。
一瞬戸惑っていると、参拝を終えて鳥居を出てくる年配の男性と挨拶を交わす事に。
そこで少し安心したのか、鳥居をくぐる事が出来た。
正宮
この正宮の空間を独り占めできる幸せで胸がいっぱいになった。
今までの、そしてこれからの自分を全て受け入れてもらった感覚。
そのままでいいんだと、後押しを貰った。
参拝をしながらも、涙が止まらない。
こんな感覚になるのも、元伊勢からの流れと、豊受大神宮という異空間で、自分が今ここに居る、居ていいんだという事を改めて認識したからかもしれない。
そして、涙が止まらないまま、多賀宮へ。
すると、神職がお社の中で御神事を行っていた。
(神様たちご飯の時間か…)←私の心の声
そう思ったら、涙も止まった。
一緒に参拝させて頂き、私は小宮 下御井神社へ
水神
奥でひっそりと、静かに御守りしている。
そんな空間でした。
ここで少し語る。
その後は、土宮へ。
参拝を終えると、多賀宮から神職が土宮へ移動してきました。
ここでも、御神事の為に中へ。
その後、私は風宮へ。
参拝を終えた時に、ちょうど神職も風宮へ。
神職は、風宮に入る前に、ある所に礼をしていたのを目撃。
えーーー!!という衝撃と共に、参拝は終わったけれど、これは私もご挨拶をと。でも、何だか恥ずかしくなって、ちょこんと頭を下げて、終了←
最後に写真を撮らせて頂いた。
神職が入ると、全く違ったエネルギーに変わる。
ここまでの空間。
警備員と私、そして神職だけ。
外宮のエネルギーをただただ感じ、本当の静寂を知った。
そして、心の有り方を教えてもらった。
本当に贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
参道に戻ると、ちらほらと人が増えていました。
今日も日が昇る。
そんな感覚と共に、とても清々しい。
忌火屋殿
神様の台所です。忌火とは清浄な火という意味だそう。
神馬は留守。
前回は、参拝前にいきなり神馬に出逢い、造り物なのかと思うぐらい、ここに存在している感じがしなく、本当に神々しいエネルギーだった。
ホテルに戻り、内宮へ移動です。
続く。